定期試験 ―すばるゼミナールの職員室から―

先週から、中学生、高校生とも、定期試験前ということで試験勉強をしに自習室に来ています。

中学1年生は、中学生になって初めての定期試験。試験前の準備は、順調に進められているでしょうか。公立高校を目指す生徒は内申点が重視されますので、定期試験を軽く見ないでしっかり準備して欲しいと思います。

すばるゼミナールで高校受験講座を担当する教師は、定期試験前に生徒の学習状況を確認し、試験勉強の進め方をアドバイスします。たとえば、試験範囲のワークを試験の2週間前までには終えること。そのためには、学校での授業ごとに、毎回ワークで授業内容を復習しておくこと。試験1週間前にはワークの見直し、解きにくい問題の解きなおしをすること。……。

すばるゼミナールの通常の授業でも、定期試験2週間前から試験範囲の復習をおこないます。試験範囲内のマスターできていない事項を確認し、類題の演習を繰り返して得点のアップを目指します。

 

生徒がよく口にする「頭の良い」生徒は「成績の良い」生徒を指すようですが、「成績の良い」生徒が必ずしも格段に知的に優れているわけではないと考えられます。「成績の良い」生徒は、「勉強ができる」つまり「勉強をすることができる」生徒であることが多いのです。この「勉強をする」ことが、簡単なようでいてなかなか難しい。毎日、短時間でも継続的に「勉強をする」ことができれば、成績は上がっていくのです。すばるゼミナールの卒業生のN君は、高校3年までテニス部で活動し試合にも出ていましたが、現役で東京大学に合格しました。彼は、受験した慶應大学、早稲田大学にもすべて合格しました。彼は高校3年まで毎日、すばるの授業がない日も学校帰りにすばるの自習室に寄り、その日に終えるべき復習をしてから帰宅していました。彼が学校の定期試験前に言っていた言葉が記憶に残っています。「僕は試験前だからといって、特に試験勉強に長時間を割くことはないよ。毎日やるべきことはやっているから。」言葉通りに勉強を続けた彼は、私たちの期待通りの結果を残してくれました。

定期試験のためのワークの勉強がまだ終わっていない生徒は、今回の試験の結果は期待できませんね。しかし、試験の点数に一喜一憂するのではなく、試験の結果を分析することで今後の勉強について方針を決めることはできるでしょう。試験の結果をどう活かすかは、自分次第です。まずは、できるだけの準備をして目の前に試験に臨みましょう!